2010年10月22日金曜日

『ニット男子』見てみたよ!

草食系男子、メガネ男子、弁当男子…。色んな男子があるけれど、この本のタイトルは
『ニット男子』
ニット男子
ニット男子
posted with amazlet at 10.10.22
michiyo
文化出版局
売り上げランキング: 8517
おすすめ度の平均: 5.0
5 自分でも作れそう
5 なかなか実用的


今まであまりじっくりと男性用の編み物本って見たことなかったんだけど、Amazonの中身検索を見てよさそうだったから実物も手にとってみた。

かぎ針編みと棒針編み2種類とものってます。掲載作品は全部で26種類。帽子やネックウォーマーなどの小物類です。中にネクタイの編み方が乗ってたのが新鮮。

デザインは、男性用のニットだと、子煩悩なお父さん!って感じになるんじゃないかと心配だったのだけど(女子用のニットこものも着こなしを間違えるといきなりイモ臭くなったりするし)、そんなこともなく、あくまでシンプルで今風なものばかり。またモデルさんもしゅっとしているのだ(広瀬友裕という俳優さんらしいです)!ニット小物をあくまでクールに着こなしています。モデルさんは若い人だけど、シンプルだからこそ色んな年代の人にも合うんじゃないかな。父親世代の人でもゴム編みのネックウォーマーは全く問題ないと思うし。(まあ、ゴム編みのネックウォーマーなら本も要らないかもしれないのだが^^;)それから女子にもいいんじゃないかなあ。毛糸を変えればずいぶん雰囲気変わるし。自分の為に編みたい帽子のデザインもいくつかあった。

さてさて、肝心の編み図なのだけど、省略されているところも多々ある。わたしはこの省略された編み図が苦手なのだけど、基本的にシンプルなデザインの作品が多いので編み図を読むのはあんまり難しくないんじゃないかな。一見面倒くさそうな親指部分が空いたアームウォーマーでさえ、ほぼまっすぐ編んで伏せ止めをするだけ、となっているし(中折れハットとか、ハンチング帽は芯を入れたりして副資材をつ使うので面倒くさそうだけど…)。編み物の基本がなんとなく分かっていたら編み図を読むのはそんなに難しくないんじゃないかな。


ちなみに私が気になってるのは表紙の帽子もだけど、下の写真のフード付きネックウォーマー!エンジ色とか段染めの毛糸で編んだらかわいいんじゃないかなあ〜
ニット男子(『ニット男子』p4-5)

2010年10月21日木曜日

ニンニクの皮をスムーズにむく方法

にんにくの皮を剥くのって案外難しい。厚いところは手でもはがせるんだけど、薄皮がぺったりくっついているところはなかなかとれない。ニンニクの皮むき専用キッチンツールもあるらしいけど、それを使うのもなんだかなあ。

↓こういうの。「ガーリックピーラー」ニンニクを中に入れて転がすと皮が剥けるらしい。



で、「包丁の腹で潰してから剥く」と剥きやすいという情報を至るところで聞くので、試してみるんだけど、これも上手くいかない。ニンニクを潰してしまうと、ニンニクの水分で皮とニンニクがベタベタして却って剥きにくい。

ところが最近試行錯誤しているうちに解決策を見出した。「包丁で潰す」というのはぐしゃぐしゃに潰してしまう、ということではないみたいなのだ。つまりどうするかというと、ニンニクと皮の間に空気を入れるのだ。手加減としては「包丁で軽く押し付ける」くらい。すると、ぺろんぱりぱりと綺麗に皮が剥ける。ポイントは、硬い皮が付いたままの状態ですること。

もしかしたら今使ってるニンニクの皮がむきやすい素直な子なのか、それともこの方法だと普遍的に剥きやすくなるのか。とりあえずこの方法でニンニクの皮むきをストレスフリーで続けています。

恐るべき主婦

自分のことはそっちのけにして他人の世話ばかりやいている者はアヴォンリーにかぎらずどこにもいくらでもいるが、レイチェル夫人は自分のことをすっかりやったうえに、他人のせわをやくだけの腕まえを持っていた。主婦としての腕まえはたいしたもので、裁縫の集いの中心ではあるし、日曜学校のことから外国伝道婦人後援会の仕事にまで、たいへんな働きをするといったぐあいで、しかもなお何時間でも台所の窓下にすわって、木綿のさしこのふとんを編むほどの力を持っていた。
「赤毛のアン」村岡花子訳


赤毛のアンに出てくるレイチェル・リンド夫人を説明する最初の文です。リンド夫人といえば、初対面のアンに失礼な発言を浴びせかけ、アンを激怒させた人物といえばわかりやすいでしょうか。けれど、人のよい、世話好きな女性で決して憎むべき人物ではありません。口は過ぎることがあるけれど、頼れる肝っ玉母ちゃんです(10人の子どもを育てたらしい!)。当時の家事って掃除機も洗濯機もない(電話や電気がアヴォンリーに通りだしたのはずいぶん後の巻だし)ので、家事に使う時間は今とは比べものにならないはずなのに、上の記述の通りの働きっぷりなのだからフィクションとはいえ今の私にとっては恐るべき主婦としか言いようのない人です。レイチェル・リンド夫人の1日はもしかしたら24時間じゃないのかもしれない。

というか全体的に赤毛のアンシリーズに出てくる女の人は家事がよく出来ます。家が綺麗じゃないと近所付き合いの濃い狭い田舎のこと、たちまち噂になってしまうというのもあるのかも(汗)

2010年6月9日水曜日

ディノサウロイド

恐竜の谷 (ノーチラス号の冒険 4)

ヴォルフガング・ホールバイン著
『ノーチラス号の冒険4 恐竜の谷』

このシリーズ、面白い。この巻はディノサウロイドが出てくる!わくわく。
まあ、主人公が特権持ちすぎてる気がしないでもないけど、もうね、やきもきしたりハラハラしたり、この本にめぐり合わせてくれた何かに感謝するよっ!(>ω<)
特にこの巻、囚われの遭難者たちを救出しに行くのだけど、そいつらが現状把握出来ない、主人公たちの思惑を汲み取れないために主人公たちの邪魔ばっかりしてしまっているところが、もうイライラするwwテメーら恐竜の餌にするぞ!ってこころの中で叫んでましたw

あー、このはなし、12巻あって地道に読破しようと思っているんだけど、日本のどこかでこれアニメ化しないかなあ〜……絶対見るのに!!!