サラリーマンの後ろ姿に注目〜ヨークの方向

シャツってパーツが多いのよ…。そして一概にシャツといってもいろーんなデザインのシャツがあるのね。
今回私が注目したのはヨークの布の方向。
ヨークっていうのは下の図のピンクの斜線が引いてある肩のところのパーツです。

ストライプのシャツなんかだと、そのシャツの布の方向がよく分かります。
よく目にするのが下の図で言うと①のタイプのシャツ。
『クライ・ムキのメンズシャツカタログ』でもヨークは横方向にとっています。
で、ここで疑問なのは、なぜ横方向なの？って言うこと。

単純に体の動きで考えると、肩の動きに合わせるなら、布が伸びる横を使う…っていうのが推測されるひとつの理由。

本に書いてある作り方で横で布をとっているならそうすればいいわけだけど、例えば今回扱う布の場合、ヨークのところを横にしてしまうと、なんか…変じゃない？

このいかり模様は上下どっちでとってもいい模様の並びになっているけど、横にしてしまうと模様の向きも横方向に…。ストライプならおかしくないのにこういうプリント模様だと変だって思うの私だけ？

結構悩んだので、連日リーマンたちの後ろ姿をチェックすることにしたのです。
しかし。
リーマンのワイシャツの模様って、チェックやストライプはあるのにこういう柄はなかなか無いのだ。てか、皆無。流石にカジュアルすぎるか。

けれど、観察を続けるうちに、多くは①だけど、②のように２枚の布を合わせているタイプも結構あるのだということがわかりました。そして④の様に斜め方向にとっているヨークも１度だけ発見！！！

布の方向って割りと自由なのね。これは縦方向でもいけるんじゃないか…と期待していたその時！

見つけました。③のようなヨーク縦方向のシャツ！
なんとその人もいかりプリントのシャツ！ひゃっほー！！！
大学生くらいの男の人だったけど、ありがとう！！！！

というわけで無事にヨークの方向も決まったのでした。
めでたしめでたし。

週末洋裁 ブラウスを作る その２

前回：週末洋裁 ブラウスを作る その１

週末に完成しなかったのだけど。
なんとかかんとか頑張って仕上げました。遠目で見てください。

なんか、かわいらし〜感じになりました。
丸っこい襟にパフスリーブだからそりゃあ可愛くもなるさぁ〜。
あと、服になってしまうと水玉がちょっと大きめに感じる。布の状態の時はそう思わなかったんだけど。
















若干袖が長めなので二の腕が隠れます。ここはよし。

苦労したのは…ジグザグミシンがまっすぐ縫えなかったり、襟つけのところでクエスチョンマークが頭にいっぱいになったのもそうなんだけど、今回はなんといってもボタンホール。
ボタンホールって、一番最後に作るんですよ。
で、「ホール」、って言うからには「穴」を布に開けるんですよ。
ここ、失敗したらおじゃん………。

ボタンだけつけて、留めるのはスナップにしようか迷ったんだけど結局穴を開けました。
ちなみに今回、ミシンの使い方が分からず、手縫いのボタンホールです。
めっちゃいびつ…。みせられませぬ。うぐぐぐ。

手縫いボタンホールの作り方で参考にしたのは以下２つのブログです。
ありがたや。
◆とっても自己流手縫いボタンホール（時短？）Atelier "Dans La Foret"
◆ボタンホールの作り方 〜裁縫テクニック〜 おおまかなアタマ

気をつけること覚書：
＊糸は布を店に持って行って合わせたほうが良い
(今回時間がなくてテキトーに選んだら色味がちょっと違ってた…)
＊襟に接着芯を付ける時、布が伸びないようにする
(あとで裏衿と縫い合わせる時、布が伸びてしまって大きさが違う…)
＊ギャザーを作るための最初のミシンは二本とも縫い代の内側にかける
(これ、ちょっと考えれば当たり前なんだけど、後でギャザー用の糸はほどくにしても、解いたあと針の穴が残っているのが見えてしまう。）
＊ミシンの使い方をもうちょっとなんとかすべし
(ボタンホール、ジグザグ縫い)
＊裏も綺麗に仕上げる
(何度も着たり洗濯機にかけることもちゃんと気に留めておくこと)


この型紙、気に入ったのでまた別の布でおんなじブラウス作ろうっと。

型紙
クライ・ムキ　ミシンぬいの超基本―
ソーイングの基本がすべてわかる。長く使える安心の一冊

週末洋裁 ブラウスを作る その１

今回作るブラウス。『クライ・ムキ　ミシンぬいの超基本』97ページのパフスリーブのブラウスに挑戦です。これが縫いたくてこの本買ったといっても過言じゃないです。袖がちょっと長めに設定されてて、二の腕が隠れるのが良い！！！しかし初心者本のはずなのにいきなりこんな物もの載せているなんて…。本だけが頼りです。

今回使う布。 水色に白い水玉模様。
本ではリバティの小花プリントだけどこんなのも可愛いんじゃないかなー。
服って布の模様や生地の種類によって雰囲気が全然違ってくるから面白いなあ。

二つ折りにした布の上に予め切っておいた型紙を置いて…
一番上においてあるのは襟のパーツ。2枚必要。
本の裁ち方図では襟が広げた状態で描いてあるので二つ折りにした布の上にそのまま置いて一度切ればいいんだけど、実際の型紙は輪にした状態のものなので2回切りました。こんな小さな違いにもビビる初心者。布…余分に買っておいてよかった…。


ちなみに私が持っている版は出来上がり寸法に間違いが…。着丈が次のページのワンピースとおなじになってる＞＜
出版社に問い合わせて正しい寸法を訊きました。（自分で型紙測れよって感じですがｗ）

そしていよいよ裁断します。The 解体ショー。
布って切ったらやり直しがきかないので緊張する＞＜
手芸屋さんに行ったらこの布はもうありませんでした。私が買った時には既に残り少なかったからなあ…。



今回は前回と比べてパーツが多いし、襟付け、袖付け、さらにはボタンホールなんかもあったりして、非常に不安…。