2012年7月30日月曜日

サラリーマンの後ろ姿に注目〜ヨークの方向

シャツってパーツが多いのよ…。そして一概にシャツといってもいろーんなデザインのシャツがあるのね。
今回私が注目したのはヨークの布の方向。
ヨークっていうのは下の図のピンクの斜線が引いてある肩のところのパーツです。
ストライプのシャツなんかだと、そのシャツの布の方向がよく分かります。
よく目にするのが下の図で言うと①のタイプのシャツ。
クライ・ムキのメンズシャツカタログ』でもヨークは横方向にとっています。
で、ここで疑問なのは、なぜ横方向なの?って言うこと。

単純に体の動きで考えると、肩の動きに合わせるなら、布が伸びる横を使う…っていうのが推測されるひとつの理由。

本に書いてある作り方で横で布をとっているならそうすればいいわけだけど、例えば今回扱う布の場合、ヨークのところを横にしてしまうと、なんか…変じゃない?

このいかり模様は上下どっちでとってもいい模様の並びになっているけど、横にしてしまうと模様の向きも横方向に…。ストライプならおかしくないのにこういうプリント模様だと変だって思うの私だけ?



結構悩んだので、連日リーマンたちの後ろ姿をチェックすることにしたのです。
しかし。
リーマンのワイシャツの模様って、チェックやストライプはあるのにこういう柄はなかなか無いのだ。てか、皆無。流石にカジュアルすぎるか。

けれど、観察を続けるうちに、多くは①だけど、②のように2枚の布を合わせているタイプも結構あるのだということがわかりました。そして④の様に斜め方向にとっているヨークも1度だけ発見!!!

布の方向って割りと自由なのね。これは縦方向でもいけるんじゃないか…と期待していたその時!

見つけました。③のようなヨーク縦方向のシャツ!
なんとその人もいかりプリントのシャツ!ひゃっほー!!!
大学生くらいの男の人だったけど、ありがとう!!!!

というわけで無事にヨークの方向も決まったのでした。
めでたしめでたし。

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