2011年12月25日日曜日

クリスマス2011

今年もクリスマスを迎えました。クリスマスを「祝う」ということは我が家ではしないのですが、やはり大きなイベントですし去年はどんなことをしていたかなあと振り返る季節でもあるんですよね。去年のTwitterの発言を確認すると、粘土細工していたり他人のあん肝を羨ましがっていたりしていたようです(笑)。

今年は23日が天皇誕生日、24日、25日が週末ということもあって3連休だったのですが、外出したのは25日午後買い出しのために一度スーパーに出かけたのみですwwなんという引きこもり!

今年は24日は自称タンドリーチキン、自称サモサ(餃子の皮でマッシュしたカボチャを包んで揚げたもの)、アボカドのサラダ、オニオンスープを作りましたが、なんというか、その、色が悪いですね。すべて茶色wwwww


ケーキはホールを焼いても食べる人がいないのと、スポンジケーキを未だ成功したことがないのとで、パウンドケーキを作ってみました。


おぉ、パウンドケーキの安定感は最高です。材料を混ぜればいいんだから。実は牛乳を入れるのを忘れてしまって、タネを型に入れた後で入れ忘れに気づき、型の中に直接牛乳を入れてスプーンでグニグニ混ぜ合わせたのですが、それでも綺麗に膨らんでくれるんだから素晴らしいの一言につきます。出来上がった後に気づいたのですが、クリスマスなんだからシナモンでもちょっと入れればよかったかなと思いますが、後の祭。

25日は餃子。自称サモサの余りの皮と新しく買ってきた皮とで30個以上できたのですが、二人でぺろっと食べてしまったのだから恐ろしい。でもとても美味しかったー。


2011年11月20日日曜日

「マイクロソフトでは出会えなかった天職」読了


『マイクロソフトでは出会えなかった天職
ー僕はこうして社会起業家になった』
ジョン・ウッド著
ランダムハウス講談社

いやー、久しぶりに衝撃的な本でした。
あらすじはマイクロソフトの重役についていたジョン・ウッドが休暇をネパールで過ごした時の出会いがきっかけで会社をやめ、世界の子どもたちのために学校や図書館をたてる組織「Room to Read」の設立、その変遷です。

原題はLeaving Microsoft to Change the Worldで私が最初に読んだのはPenguin Readers Level 3だった。Penguin〜は全文ではなくて英語の学習者向けにリライトされているものだったからちゃんと全文を読んでみたくて、今回翻訳本を読んでみた次第(原作はまだわたしにはちゃんと読めなさそうだし、その内ね…)。

何が衝撃だったかというと、なによりも「文字が読めない人達がいる」という事実について。あの、そういう人達がいるということを情報としてそれを知らなかったわけではないのだけど、それを自分の中で消化して「知っていた」わけではなかったんですね、今まで。

わたしにとって初めてこの本に接したのが英語だったっていうのは大きかったと思う。自分がとても大好きな本、そして読書を英語でも出来ればいいな〜くらいのぬるい気持ちで洋書よみを始めた2011年だけど、一方、世界には外国語どころか自分の母語すらまともに読めない人たちが大勢いる。仮に読めたとしても、読む本がない。

そんな人生ってありえる?
ありえないよ!

私は余暇の大半は、いや余暇じゃなくても起きている時の大半は読むことが中心。ネットサーフィンだって、漫画だって文字が読めなきゃ楽しめないよ。テレビだってキャプションが付いている。ブログだって書けないし、ネットで知り合った人たちにも文字が読めなきゃ出会えなかった。てか、大変なことにわたしの場合はオット氏と結婚出来なかった!

自分が当たり前だと思っていた教育、自分が当たり前だと思っていた文字を読むこと、自分が大好きな読書、自分がしょっちゅう通っている図書館…

そういうのが一切ない、欲しくても手に入れられない人達がいるって衝撃的だった。

ジョン・ウッド自身その事実に動かされてRoom to Readを始めた。彼はマイクロソフトを辞め、恐るべき情熱とスピードで資金を集め人を集めプロジェクトを成功させてきている。ちなみにマイクロソフト退職したけど、マイクロソフトは駄目だ、じゃなくて、マイクロソフトでの体験をRoom to Readの組織づくりに活かそうとしていてそこらへんはバランスとれている人なんだなあって好感が持てた。私は組織の運営とかそういうのには疎いのだけどそういうところも興味深かったです。

この本をPenguin〜で読んで以来、そういう情報に目が行くようになってしまった。間違いなく今年一番影響を受けている本だと思う。

本を愛し読書を愛する全ての人にこの本を読んでもらいたいです。

****
リンク
Room to Read(日本語)
Room to Read(英語)


2011年11月16日水曜日

本は処分するな

引っ越した時雑誌やらもう読まないであろう本やらを処分したのだがその本が今になって読みたくなったりする。アマゾンのマーケットプレイスでは売ってるけどもう一度かって読もうとかそこまでの情熱はなく。もやもやもや……。

だいたい雑誌なんかもわたしはここぞという時にしか買わないんだから処分することはなかったのだよ。今度雑誌を処分するって時にはスキャンしてデータだけとっておこう。

私は本棚に本がいっぱい入っているのを見るのがどうも好きなようで、少しずつでも確実に埋まっていく本棚を眺めるのが大好き。壁一面本棚の家とか憧れるわー。あとハンドルが付いてる書庫用の本棚(図書館なんかでよく見るもの)なんかも好きよー。

………はあ。
返す返すも本を処分してしまったのが悔やまれる…。

本は処分するな。本は処分するな。本は処分するな。

2011年9月11日日曜日

BLOGGERに移ってみた

以前使っていたブログサービス(忍者blog)が広告を掲載するとか言い出した。広告も目立たないところなら別に構わないし、実際RSSなんかはなんでそんな野暮なことを…と思いつつ無視してきたのだけど、今回は記事のスペースに差し込まれるいうので流石にそれはなあ…と辟易して移ることにした。BLOGGERは2度目の利用。舞い戻ってきたことになる。以前は中国に引っ越した時、全く投稿できなくなってしまったので忍者ブログに乗り換えたんだった。
Bloggerはカスタマイズが多様に出来るので結構お気に入りのブログサービスだったんだけど、最近はなんちゃらチャラチャラしていてあまり使いやすいとは言えなくなっている。むう。

ブログはtwitterにとって代わられるかなと思っていて実際ブログの更新頻度も下がってきているのだけど(というかそんなに頻繁に投稿できるほどネタもないし)、案外ブログを辞めないのはやっぱり閑散とした(=閲覧者数が極端に低い)場所でうだうだつぶやくのが性に合っているんだろうなと思う。

そんなこんなで相変わらずな感じだけど、今後もブログとやらを続けていきたいと思うのでした。

2011年8月5日金曜日

Amazon kindle3ゲットだぜ(古)

去年辺りから悩んでいたアマゾン・キンドル(Kindle 3G, Free 3G + Wi-Fi)をついに買ってしまった。嗚呼ついに買ってしまった。今ハイテンションです。ハイテンション過ぎてキンドル弄りたくて朝は目覚まし時計が鳴る前に起きる始末です。小学生かよ。

電子書籍の話をする時、紙で読むのがいいのか電子版で読むのがいいのか、っていう問題がある。私は装丁のことを以前書いたけど、その気持ちはやっぱり変わらない。おんなじ内容でも装丁がかっこいい本のほうが欲しいって思っちゃう。

けれど、Amazon Kindleを購入した理由は紙ならではの問題点を解決するためだった。Amazon Kindleは残念なことに今のところAmazon.jpからは買えない。なので必然的に購入する電子書籍のデータの多くは洋書になるわけだけど、洋書、とくにペーパーバックに関しては紙質が悪く、読んでいると背表紙がしわしわになったり、紙の色があせたり、紙の一枚一枚が厚くて必要以上にかさばったり、大きさがてんでバラバラだったり(日本みたいに文庫サイズ新書サイズってちゃんと決められていないのかな?)、非常にいらいらさせられる代物なのだ。
大きさバラバラなペーパーバック
大きさバラバラなペーパーバック↑

日本の電子書籍をまだ買わないのは、まだ日本の電子書籍が今後どうなるかわからない発展途上段階だからというのももちろんなのだが、日本の本の紙ってすごく質がいいし、大きさは揃っているし(整理しやすい)、特に今のところ不満は無い(引越し時以外は)、むしろ集めたいというのも理由だったりする。

だから、私の場合「洋書に限っては電子版の方が都合がいい」ということになる。

さて次の問題点は、端末はkindleである必要があるのか、ということだった。というのはAmazonで購入した書籍はiPhone、Android、パソコンなど端末を問わずアプリ経由で読むことができる。じゃあ別にKindleなくてもいいじゃん。まだ私の携帯電話はスマホじゃないけどいずれスマホになるだろうしその時にアンドロイドにすればいいじゃないとか思った(iPhoneはソフトバンクだしソフトバンクは地方で使いものにならないのでアウトオブ眼中)。数カ月前からkindle for Macを使用しているけれど、持ち運びができないということ以外は別に不満はない(比較対照できるものがないからというのもあるけど)。

けれどわたしのガラケー、後2年は使うつもりだし、でも携帯出来る端末は今すぐ欲しいし、円高だし、ああ、買っちゃうかな~。でもなーと繰り言チックになってきた時「悩んでいる時間のほうがもったいない!」と一喝されたのが理由でポチッとすることにしたのでした。

一応Android(iPhoneにも適応できる)~スマホとkindleの比較を考えてみたので記しておく。

スマホ:日本で買える。壊れても日本で対応してくれる
Kindle:日本で買えない(ヤフオクとかでは買えるけど)。保証期間は1年あるけど英語でしかも電話でしか対応してくれない

スマホ:価格が高い!(涙)5万とかするんでしょ
kindle:割と安いんじゃない?円高だし。諸々料金入れても16,000円ちょい。

スマホ:マルチタスクだけど電池持たない
Kindle:本を読むだけなら電池長持ち!ネットもただで出来る

スマホ:バックライトがあるので暗いところでも使える
kindle:暗いところでは読めないけれどe-paperのおかげで読みやすい

あとはスマホはタッチパネルだとかあるんだけど、わたしはタッチパネルに魅力を感じないので(タッチパネルで画面に触っても反応されにくいとか、普通の手袋そしていたら使えないとかあるし)問題にしないし、スマホはカラーだとか言うのもあって、今後絵本がどんどん電子化されてきたときカラーのほうがいいかなとも思う(バーンズ・アンド・ノーブルのNOOKはカラーらしい)が、スマホは大きさが大きさなんで特に優れているとは思わない。

※届いてから思ったんだけど、ネットをするならカラーのほうが断然見やすいし、タッチパネルだったら便利なのにな(むしろフィンガーポインタをつけて欲しい)…と思うこともあることを追記しておきたい。
(kindleでネットをするのを避けたい理由)


実際手元に届いて見たり触ったりすると、また新しい感想があるのでちょっと書く。
まずページを捲ったり、検索するときに使う矢印やキーボードのボタンがすぐにだめになるんじゃないか心配。わからない単語のところにカーソルを合わせると辞書機能が出てくるんだけど、該当の単語のところにカーソルをあわせるのにいちいちカチカチ上下左右させなければいけない。

それから暗いところにあるとどこにあるか見えないので、紙媒体のように床に放っておくとバキッと踏んでしまう可能性なきにしもあらず。ズボラで雑な私はちょっと気を付けなければいけない感じ。

あと、PDFは読めるけどA4サイズのものをそのままの大きさで読むのは字が小さくて辛いし、ズームさせると全部表示ができないので矢印であちこち動かさないといけないのが面倒くさい。2段組の資料だったりするとなおさら面倒くさい。

でも正直e-paperは見くびってた。ホントに紙に印刷されているみたい。読みやすいとか言うけど特に変わらんだろとか思うけどいや、パソコンのモニタとは比べ物にならんです。余計な光が無いので目が疲れないのかな。

あと私は結構本を持ち歩くことが多くてこの前3冊が1巻に収まった本がお買い得だったので買ったんだけどそれがすごく重いしかさばるしページはめくりにくいしという何重苦にも耐えていたことを思うとなんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔することしきりです。

kindle&book
今となってはこんな分厚い本をいつも持ち歩いていたとか正気の沙汰とは思えない。

kindle&book
薄い!快適!

kindle&book
比較。