民族衣装、刺繍、アクセサリー...うわああ妄想本！

タイトルだけは随分前から知っていたんだけど、漫画本てすぐ読み終わっちゃっうし、1冊で終わらないことも多いしであんまり買うのが好きではないのだけど、角川書店の電子本がセールになっているので、これを機会にお買い上げ 。

......結果、買ってよかった漫画本でした。
というか、ものすごく良かった漫画本です。
『乙嫁語り』

19世紀末の中央アジア、カスピ海周辺のお話で、ちょっとなじみ薄な印象なんだけど、これがもう！おうおう！
ストーリーが良い、ではなく（いやストーリーも好きなんだけど ）、異文化な生活風俗がぷんぷんニオッてくるところとか、民族衣装のデザイン、建物の彫り物、女の人たちが小さい頃から学ぶ刺繍のデザイン、身につけられたアクセサリー、布類。。。「絵」による描写が細かくて細かくて、そしてそれらのデザインが私のドツボ。

こういうの、大好物です。。。
特に2巻の10話「布支度」に出てくる、先祖代々伝わる刺繍模様を広げてみんなで見るシーンは、ずーーーーーーーーーっと眺めていられる。
こんなに漫画の本を見ていたのは久しぶりかもしれない。
眺めていたらピコーンピコーン！！！わたしの妄想スイッチはいりました。

紺色のポロシャツ

某テレビ番組で司会者の男性が着ていたポロシャツが可愛かったのでメモ。 男物、そして紺色、さらにマリンぽいモチーフ。。。 またですか。。。でもオット氏は紺色が似合う。 私が着ると地味ぃーになるのに（そしてそんな私も若い頃は似合っていたのに）。

白いパイピングと、まるっこいフラップとクリアのトリコロールのボタン、胸元のダッフルコートチックなボタン、そして裏側にちらっと見えるボーダーがつぼです。かわいい。

髪を切ったらちょっと息抜きができた話

ひっさしぶりに(1年くらい)美容院とかいう場所に行ってきた。
ここに引っ越してもう何年経つのかしらないけど、未だに行きつけの美容院が見つからない。一時期1000円カットのチェーン店に通っていたのだけど、消費税8％になって小銭が要るようになったので、さらに面倒くさい。

髪の毛を切るって今までほとんど自分のために切ったことなかったなーと。
学生のときと、ちょっと自由な気持ちになれたときに美容院で少し遊ばせてもらったけど、それ以外は「仕事で差し障りがないように」みたいな感覚で行ってたのでぜんっぜん楽しくない美容院ライフだったのでした。また、今は外で仕事をしていないので、そういう評価をする人もおらず、お金をつかうのも申し訳なく、まあだらしない格好でも、それがわたしっていう生き物なんですよ、とやさぐれておりました。

でもねーやさぐれるのも度が過ぎますと、本当に病んでくる。姿勢は悪くなるし逆ギレはするし作る料理は更にまずくなるし性格もねじ曲がるし、まず愛が生活になくなってくる。
自分ではそんなことないと思っていても、確実にそうなっている。

しかし、カット3、4000円でそれらが全て解決するんだからわたしという人間は全く健全で素晴らしく経済的安上がりお財布に優しい女だと言わざるをえない。
さらに朝起きるのが楽しいし、レース編みなんかを始めたりする。

伸ばしっぱなし、やすやすとシャワーが行き届かない髪の毛ってもうぼんのうとかいう以上に害悪だったんだなーと。

がっつりベリーショートにして家に帰ったら、私を見たオット氏がちょっと嬉しそうな顔をしたので、切ってよかったなーとさらに思いました。久しぶりにそういう顔を見た。
オット氏も小綺麗な奥さんが好きだったんだなあ。すまぬ。

『誌上パターン塾 トップ編』買ってしまった…。

嗚呼、買ってしまいました…。
ミセスのスタイルブックに発売予告が出されているのを見て、これは絶対買いだなーって思ってた本。

誌上・パターン塾 Vol.1 トップ編 (文化出版局MOOKシリーズ)

「誌上〜」の名の通り、2012年の「ミセスのスタイルブック」に連載されていたのだけど、バックナンバーは既に売り切れ、しかもアマゾンのマーケットプレイスではいいお値段がついていて、仕方なく図書館で借りては眺めていたものがなんと1冊のムック本に。しかも雑誌連載以外の内容も盛り沢山。しかも基本の身頃と袖の実物大のパターンが付いている…。なんという太っ腹。
洋裁系の雑誌が休刊に入る中、貴重な本が出たなあ。

この本さえあれば身頃、袖、衿を組み合わせて色んなデザインの自分サイズのお洋服が作れちゃうという夢の様な本。
例えば、ペプラム付きで、袖はパフスリーブ、衿は丸衿のブラウスが作りた〜い♪なんて思いついても、はい、作れちゃいますよ（それだけの時間と技術があればな！）。

ちょっと今、服作りするような余裕がそんなにないし、永遠の初心者の私にはまだまだ難しいかなあと思ったのですが、買って正解でした。縫う時間が、さらに技術がなくても、これ1冊眺めているだけで、あ〜どんな服つくろうかしらーぽわわーんと夢が広がります。

トップ編、とかVol.1とタイトルにあるので、Vol.2はボトム編かなあ…。楽しみ。ぐふふ。

以下目次の転載。(なんでAmazonに目次を載せないのかすごく不思議。）