2020年7月8日水曜日

duolingoとCovid-19

5月、6月はなんだか心が不安定で、ふとしたときに涙がボロボロ溢れて、子供からあどけなく、「だいじょーぶ?」と背中を撫でられたりしていた。普段では家に引きこもることは、むしろ喜ばしいことだったのに、意外にも、もしかして自粛生活は堪えていたのだろうか。自分の中では色々と理由はあったのだけど、おそらく「コロナ鬱」としてまとめられるような日々だったのだろうと思う。

鬱々とした気分の中で、なんだか心が落ち着くきっかけとなったツイートがあった。
これがきっかけで、そもそもアルファベットの成り立ちって?とかアルファベットの「Z」を「ズィー」と発音するのはアメリカ英語で、イギリス英語は「ゼッド」であるとか、エトルリアっていうローマの前にあった謎文明とか、牛耕式と呼ばれる一列ごとに読む方向を変える読み方があるとか、まあそう言った情報はウィキペディアが中心なんだけども、なかなか面白く感じられて、そういうものを読んでいる間は楽しいな、と感じていた。

その流れで、と言ってもいいと思うのだけど、Duolingoという外国語の学習サイトをのぞいてみたら、中国語のコースがあったので始めてみることにした。

Duolingo、自分のページを見ると、2014年にアカウントを作成していたらしい。アカウントが6年もの間削除もされず、その時と同じようにログインできるのがありがたい^^;

中国語は初級レベルなら自分も勉強したことがあり、Duolingoの中国語コースはかなり短いので、ガンガン進めた。オーソドックスな学習法だと四声とピンインを最初に学ぶのだろうけど、それをすっ飛ばして始められるのが嬉しい。ガンガン簡単な問題を繰り返していると、ゾーンに入るというのか、なんだか無心になってコロナが怖いとか、人が死んで悲しいとか、そういう感情が一時的に忘れられる。あとレッスンをクリアすると経験値が溜まっていったり、王冠がもらえたり、アイコンが金色に変わったりするのが妙に自分の収集癖を刺激する。

途中で、英語で外国語を学習するコースがあるのを知り、中国語も英語から学ぶ方が内容が充実しているというのを知った時、あ、これで自分のやる気が削がれるかなとちらっと思ったが、結局日本語から中国語を学ぶコースを全クリした後に、英語で中国語を学ぶコースを最初からやり直している。英語は特に作文が苦手なので、中国語を英語で書け、という問題に当たるとなかなか正解が出ないのだけど、レッスンの初歩からやり直すと、なんとなく、そこで使われている英語の空気というか使われ方に慣れるのか、だんだん英作文も楽になってきた。まあまだまだ先のレッスンが残っているので、これからが問題なのだけど。

このDuolingoの中に、高地ヴァリリア語というゲームオブスローンズで出てきたオリジナル言語を学ぶコースもあって、興味本位で少しだけ進めてみたら、なんとなく人工言語のエスペラントやヴァリリア語と位置付けが似ているらしいラテン語にも触手を伸ばしたくなってきたり。

まあなんやかんやで飽きっぽい私が1ヶ月欠かさず続けている。
正直言語習得という結果はあまり期待はしていないのだけど、精神安定の効果は多分にあるみたい。


0 件のコメント:

コメントを投稿